ペットホテルの選び方 |
行楽シーズン、
旅行に愛するペットも一緒に行けたら・・・とは思うけれど、
なかなかそうは行きませんよね・・・
猫ちゃんはもちろん、
わんちゃんでも車が苦手だったり、長距離だとやっぱり心配ですよね。
それに、
ペット同伴がOKな場が少ないのも現実です。
そんな時に頼りになるのが、ペットホテルです。
でも今までホテルに預けたことが無いから、
どう選んだらいいのかわからない!
そんなあなたのために、
ペットホテルについて3回に渡って、お話してみたいと思います。
第1回目の今回は、
ペットホテルってどんな所?と題しお伝えしていきますね。
ペットの飼育が増えたことにより、ホテルの数も増え、
色々なタイプのペットホテルがあります。
■ペットホテルのタイプ。
1. 一匹ずつ犬舎やサークルに入れるタイプ
ホテル形態で多いのがこちらのタイプ。
犬舎やサークルというパーソナルスペースがある事で
安心して休むことができます。
しかし、
・ケージに入る事に慣れていない子。
・人が傍にいないと不安・パニックになる子。
こういう子達は、犬舎の扉を引っかいてケガをしてしまう事もあります。
2. 多頭で一部屋に同居するタイプ
他のワンコと仲良く出来る事が大前提となります。
ケージに入れられる事に慣れていない子には向いている
かもしれませんが、常に他のワンコと一緒にいる事に
ストレスを感じる子には向いていないといえるでしょう。
3.一匹で完全な個室に入る場合。
良い点:
・パーソナルスペースを確保できるため
他のわんちゃんが苦手な子は安心できる。
・夜には各自の部屋でゆっくりと睡眠できる。
悪い点;
・ケージや狭い所に入り慣れていない子にはストレスに。
・パニックを起こして扉をひっかいたりしてケガをする事も。
ちなみにまりもでは一匹ごとに犬舎に入ってもらうホテル形態をしています。
日中は交代で、フリースペースやスタッフルームで自由に遊ばせますが、
他のおうちのワンコとの接触はケンカなどのトラブルを避けるためにも
基本的にさせないようにしています。
例えホテルに泊まることに慣れている子であっても自分のおうち以外、
飼い主様が傍にいないという状況はストレスとなってしまいます。
少しでもワンコに余計なストレスを与えない、
飼い主様が安心して預けられるホテルであるように。
これが、まりもの理念です!
前回、
ペットホテルの種類についてお伝えしました。
今回は、こんなペットホテル選んではいけません!
と、題しお送りしていきます。
1.施設内の衛生管理
初めて利用するお店なら、
一度施設内を見せてもらうことをオススメします。
・わんちゃんが寝泊りする場所は清潔に管理されているか?
・わんちゃんが自由に行動できるスペースは物がゴチャゴチャしていないか?
ちゃんと管理されている施設であれば、見せて欲しいと言って断ることは無いでしょう。
もし断られたら、管理がされていない可能性が高いので、利用することをあまりオススメできません。
2.スタッフの対応
接客はもちろん、わんちゃんの状態や飼い主さんが気にかけていることなど、真摯に聞いてくれるスタッフであるかどうか、とても大事なポイントです。
大切なわんちゃんを預けるのですから、事務的な対応しか出来ないスタッフはあまり信用できませんよね・・・
3.他の宿泊犬との接触について
これは店舗によっての違いもありますし、お預けするわんちゃんの性格によるものも大きいです。他犬と一緒に自由に遊ばせるお店でも、自分のわんちゃんが他犬が苦手な場合、無理に一緒にさせるのは危険もありますし、何よりわんちゃんにとってはストレスとなりかねません。
あなたのわんちゃんの性格を理解した上で選ぶべきです。
また、お預けする際にあなたのワンちゃんのことについて、スタッフと充分なコミュニケーションを取りましょう。
4.料金設定が明確かどうか
超過料金などが発生しないかどうか。
旅行などでは交通事情や天候で予定の時間にお迎えに行けなかったりします。
その際の延泊・遅延料金などの設定が明確にされているかどうか確認しましょう。
また長期間のお泊まりに割引などもあったりします。
5.動物取扱業の登録がなされているか
改正「動物の愛護及び管理に関する法律」により、動物取扱業としての登録と動物取扱責任者の配置が義務付けられています。
未登録という施設はあまり無いとは思いますが・・・
心配な場合は提示してもらいましょう。
6.医療体制が整っているか
高齢犬や持病のあるわんちゃんは特にですが、若く元気なわんちゃんでも慣れない環境に長期間預けられるというのはとてもストレスのかかるものです。
ワンちゃんにもよりますが、ストレスから来る体調不良というのはわりとよくあります。
そんな時、病院併設でなくともすぐに診せに行ける病院が決まっているかは重要になります。
まりもでは、獣医がお預かり中のワンちゃんの体調チェックを行っています。
持病のある子、高齢の子でも安心してお預けできると思います。
前回、
選んではいけないペットホテルについて
お伝えしました。
今回は、
ペットホテルに預ける前の準備
と、題しお伝えしていきます。
ペットホテルにあなたのワンコを預ける前に準備をしなければならないことがあります。
1.わんちゃんの健康管理
何度もお泊まりさせてるから・・・
という飼い主さんも多いかと思いますが、いくら慣れていると言っても、わんちゃんにとってもは非日常な事ですので、多かれ少なかれストレスはかかります。
わんちゃんの体調管理には気を使い、もし気になる事があるようでしたら預ける際にスタッフに伝えるようにしましょう。
2.わんちゃんの情報を伝える
初めてお泊りするお店であれば、出来る限りの情報をスタッフに伝えるようにしましょう。
例えば、あなたのわんちゃんがあなたから離れることに極端に不安を覚える子であれば、
・わんちゃんのニオイのついた物。
・飼い主さんのニオイのついたタオルや玩具
これらの物を一緒に持たせるのも効果的です。
3.お迎えに行く日
お泊りでわんちゃんも疲れています。
それでも、あなたに久しぶりに会うと、嬉しくて、嬉しくて、わんちゃんは大はしゃぎしてしまいます。
そんな姿を見ると嬉しくなって、遊んであげたりしたくなってしまいますよね。
でも、そこはぐっとこらえてその日は大人しく休ませてあげてください。
また、
お預かり中に下痢や頻尿などの症状が出る場合もあります。
家に帰ってから安心して、
疲れが出てそんな症状が出る場合もあります。
だいたいはおうちに帰ってゆっくり休めば落ち着くことがほとんです。
よほど元気が無い、ぐったりしているなどで無ければ2,3日様子を見れば大丈夫な事が多いです。
3回に渡って私、加藤がお伝えしてきましたが、何か質問がありましたら、是非まりもにいらした時に声を掛けてくださいね!