子犬のトイレトレーニング

子犬のトイレトレーニングについて、お話します。

子犬にトイレを教えるには、
次のようなタイミングやサインを見逃さないことが大切です。

・眠っていて目を覚ましたとき。
・食事のあと。
・走り回ったり遊んだりしたあと。
・水を飲んだ後。
・床のにおいを嗅いで落ち着かない様子のとき。
・クルクル回るしぐさをしているとき。

次のような手順でトイレトレーニングをしていきます。

・サークルなどの囲いをトイレとして用意し、
 その中にペットシーツを敷いておきます。
・排泄のタイミングやサインの様子が見受けられたとき、
 サークルなどの囲いに入れます。
・「ワンツー、ワンツー」などと声かけをして排泄を促します。
 (かけ声は何でも構いませんが、
 家族でかけ声と声のトーンを統一するのがいいでしょう。)
・うまく排泄できたら、すぐに褒めます。
・はじめは抱っこをしてトイレに連れて行き、
 徐々に自分の足でサークルに入るように促しましょう。


【失敗した時の対応】

トイレトレーニングをするうえで失敗した時の対応は
重要なポイントになります。叱ることはしないで下さい。
失敗するたびに叱られれば
「排泄=いけないこと」と覚えてしまいます。
飼い主の前ではひたすら排泄を我慢するようになったり、
証拠隠滅のために食糞するようになってしまうことがあります。

排泄を失敗したらわんちゃんとは一切目を合わせず無言で片付けて下さい。
そして、その後しばらく相手をしないで下さい。
上手く排泄できた時と失敗した時の対比を強調させます。
わんちゃんにとって辛いのは飼い主に無視されることです。
排泄すればいつも褒めてくれるのに今日はなんだか冷たい。
最初はその理由がわからなくてもわんちゃんは必ず理由に気づくはずです。

わんちゃんにトイレを覚えてもらうには、私たちがわんちゃん以上
に努力する必要があります。
わんちゃんもそれぞれ性格がありますから、
このやり方をベースにし、わんちゃんの性格にあったやり方を
飼い主さんが見つけてあげましょう。
これから一緒に生活していくうえで
お互いが気持ちよく過ごせるようにトイレトレーニング頑張りましょう。